2012年02月25日

Mではないが叩かれたい

先日、二年ぶりに昔の同僚と飲んだ。僕が最期に所属した事務所で事務をやっていた二~三歳年上の男性だが、マンガや小説も好きな上に僕のブログも見てくれているので、話はお互いの近況報告から、途中でこのブログの話に変わった。

彼は最初、「○○ちゃん(本名)は文才あるし、訂造Comelow 姊妹裙經驗分享エッセイやレビューは凄いオモロイわ」と褒めてくれた。だが、彼はその後「けど……これはあくまでも僕の意見やけど」と言いにくそうに前置きしながら、「小説は今イチやわ」とハッキリ言ってきた。

「気にせんといてや。これは、あくまでも僕の個人的な感想やし」と、彼は僕がショックを受けないように気を使っていたが、自分でも正直そう思っているので、ショックは全く無かった。むしろショックどころか、そうやって第三者の本音を聞かせてもらう方が参考になる。

自分で話を考え、書いている時は良い小説が書けたと思うのだが、いざネットで発表して思うような反響が返ってこない場合は正直へコむ。そう言う時は、前回の記事のマンガ家さんの様に、エロ小説が幅を利かせているので自分の作品が埋もれて読まれないんだ等と他人のせいにしていた。(苦笑)

自分では凄く良い作品が書けたと思っているので、人気が出ないのは他に理由があると思ってしまうのだが、人気が出ないのはこれも前回書いた様に、読者を惹きつけるだけの魅力が自分の作品に無いからだ。現在は素直にそれを認めている。

又、最初は遠慮していた彼も、僕が気にしないのと、自身の酒が進むに連れて熱く語り始めてきた。曰く、ストーリー展開に捻りが無いし、大体タイトルにも竜とか女王なんてファンタジーでは溢れ返っているので読者を惹きつける新鮮味が無い等と、厳しいが的を射た意見が次々と出て来た。

でも、そう言う忌憚のない意見の方が、こちらとしては本当に有り難い。文化藝術実は面白くないのに遠慮して「面白いよ」なんて言われると、このままで良いんだと間違った道を進んでしまうからだ。皆の意見を何でもかんでも聞き入れると収拾がつかなくなるので取捨選択するが、基本的に他人の意見は聞き入れている。

余談だが、現在僕は小説ブロガーの友達はいない。以前はいたが、現在のブログ友達は他ジャンルの人だけ。何故なら、元々自分で小説を書くけど読むのは嫌いなのもあるし、小説ブロガーは繊細な人が多いからだ。

何を言われても堪えないタフな人だと分かっていたら率直な意見も言えるが、変なことを言ってしまって傷つけるのは僕自身も嫌。ただ、頑張って欲しいと応援する気持ちは当然あるので、つい当たり障りのないコメントを返してしまう。でも、そんな馴れ合いでは、お互いに成長しない。

相手に気を使った緩いコメントの応酬は、正直面倒臭いし時間の無駄。むしろ、交友はあっても普段は一歩距離を置き、相手の頑張っている姿を見て、俺も頑張ろうと思えるような、良い意味でのライバル関係の方が良い。

謂われのない誹謗中傷はムカつくし、又「もっとこうしろ!」等と自分の意見をゴリ押しされたら、「誰に命令しとんねん、コラァ!」と反発もする。(目の前にいたらシバく。笑) だが、少々耳が痛くても第三者の率直な感想は、やはり参考になる。だから、この昔の同僚の辛口意見は、Claire Hsu本当に嬉しかった。

そんな彼は、僕が様々なジャンルの小説を書いている事にも触れ、「○○ちゃんは、ホンマは何が一番書きたいの?」と聞いてきた。プロでもオールラウンドプレイヤーはいないし、皆それぞれの得意ジャンルを持っているからだ。

正直、自分がどのジャンルに向いているのか分からなくて、今までは色々試し書きしていたのだが、自分では「ファンタジー系(異世界、日常問わず)が、一番向いているかなぁ……」と内心思っていた。

そんな僕の気持ちを見透かしてきたかのように、彼はポツンと言った。

「まぁ、○○ちゃんは、ファンタジーは一番向いてないけどな」

(ええっ!)


何を言われても受け止めたが、この最後の言葉だけは、正直落ち込んだ……。
  


Posted by uict at 14:28Comments(0)